清水焼団地探訪
文=藤田あかり(フリーライター)
全国の陶芸愛好家のネットワークを
-- 第1回陶芸交流会

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 4月22日、清水焼団地協同組合が主催する第1回陶芸交流会がホテルグランヴィア京都にて開かれました。全国各地の陶芸愛好家に対し、地域や年齢を問わず、情報交換や交流の場を積極的に作っていくことを目的とし、第1回は、「食と器について」をテーマとした座談会と懇親会をラインナップ。アマコン出品者など全国規模で参加を呼びかけたところ、40名ほどの陶芸ファンが集まりました。中には、広島、千葉など遠方からの参加者もあり、交流会に対する関心の高さが窺えました。

 今後も定期的に交流会を行い、愛好家達のネットワークを広げていくことで、今秋には「京都・やきもの倶楽部」として会員制の友好団体を発足させる見込みとのこと。「窯元訪問や美術館見学、研修旅行といった、団体としての活動ができるよう発展させていきたい」と、代表で作家の今井眞正さん。様々な体験に加え、陶芸ファン同士のつながりが交流会を通して生まれることも楽しみです。


 
 座談会では、陶芸界と料理界それぞれの視点から、器と料理の関係について議論が交わされました。(写真左から)司会進行役で代表の今井眞正さん、ホテルグランヴィア京都和食統括料理長村上一さん、京都府日本調理技能士会会長佐名木孟さん、作家の林康夫さん、作家の森野泰明さん。
 第一線で活躍する作家達の競演に、会場は大いに盛り上がりました。




 
 作家達の作品に、どう料理が盛られるかを実践。
個性ある陶芸作品と繊細で色とりどりの料理が見事にマッチしています。




 
 「家庭ではなかなか上手い盛り付けが出来ない」という参加者の声に、料理長がアドバイス。




 
 乾杯の後は、試食を兼ねた懇親会。作家作品を鑑賞して楽しみ、美味しい料理に舌鼓を打つという、至福のひとときを満喫。









 
 参加者の自己紹介タイム。陶芸初心者から、陶芸歴十数年のベテランまで、様々な経験層が集まり、陶芸に対する思いを語ってくれました。









 
 中には作品持参の参加者も。即席で作品の品評会が開かれました。










 
 村上料理長コメント:
「見せる器、飾る器、楽しむ器と、器には種類がありますが、器に血が通うような料理をいつも心がけています。作家の作品に料理を盛るという試みは、ものすごくわくわくしましたね。こういう交流の場をどんどん作って、料理と器を楽しむ人が増えるといいですね。それが、若手の発掘にもつながると思います。」





 
 陶芸作品(写真:左)を出品した作家の加藤丈尋さんコメント:
「公募展に出品するような作品ですので、中に料理が入るという前提では作っていないのですが・・・。村上料理長のイメージでこのように変わるんですね。自分の作品がこうなるのか!と、思わず驚嘆しました。」






 
 交流会代表の今井さんコメント:
「これからも活動を続けて、どんどん陶芸ファン達の輪を広げていきたい。陶芸を実際にしている方でなくても、器を見るのが好き、料理が好きといった、様々な動機の方にも参加してもらいたいですね。」