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陶芸家の祖父と父の下に育った谷口さん。小さい頃は、その恵まれた環境への反発心からか、陶芸に一切の関心はなく、美術も嫌いだったという。転機となったのが、祖父の死だ。以降、専門校や試験場で技術を学び、陶芸の世界と向き合うようになった。
「面白いと思い始めたのは、ここ4年くらい。ある程度自分の思うようになると、段々と表現したいものができてくるんです。青年会の会員になって、若手の人と話す機会があることも、刺激になりますね。」
昨年からのテーマである「深海の遺跡」を始め、谷口さんの創作作品は数々の展覧会で受賞、入選を果たしている。「飽きたら作らない。作品となれば、自分の好きなものしか作りません」と話す姿には、枯れることのない創作意欲が垣間見えるようだ。
陶器まつりでは、一般食器を出品する。お客さんの率直な意見は、来年のまつりに向けての手がかりになるという。
「陶器まつりは、お客さんの声が今のニーズなんだということに気づかされます。意見を参考にして作ったものを、次の年に持っていくと、きれいに売れたりしますから。それに、“自分という人間が陶器作っているんや”ということをたくさんの方に知ってもらう場です。お客さんには、安いからではなくて、本当に気に入るものを探しにきてほしい。それが結果的に自分の作品やったら嬉しいですね。」
まつり当日は青年会の活動として、楽焼体験も開催しているそうだ。まつりの思い出作りに体験してはいかがだろうか。 |